
ソファは構造と使われる素材によって、座り心地が変わります。ポイントとなるのは「スプリング」と「詰物」です。
スプリングとは弾力性のある部材で、座ったときに身体を支え、体圧を分散してくれる「縁の下の力持ち」といえます。
代表的なものとして「コイルスプリング」、「S字スプリング」、「ウェイビングテープ」があります。
詰物は、座ったときにソファにかかる体圧を和らげてくれるクッションの役割を果たします。スプリングと詰物の組合せで座り心地は大きく変わってきます。
スプリングにコイルスプリングを、詰物にウレタンとファイバー(化繊の綿)を使用したタイプが代表的で、包み込まれるようなふんわりとした優しい座り心地が特長です。
なかには、職人がコイルスプリングを8方向に紐でフレームに結びつける「エイトウェイ・ハンドタイド方式」が採用されているつめものがあり、包み込まれるような座り心地に加え、優れた耐久性を実現しています。
また、コイルスプリングの代わりに、ウェイビングテープを使い、ファイバーをふんだんに使用したタイプのソファは、まるでマシュマロに包まれるような優しい座り心地です。

熟練職人による手造りソファ。エイトウェイ・ハンドタイドの様子
コイルスプリングを使用したソファ。ふんわりとした包み込まれるような座り心地が魅力。
スプリングにウェイビングテープ、詰物にウレタンとフェザーを使用したソファには、身体のラインに沿って馴染むしっとりとした感触があります。
ウレタンが身体をしっかり支えながら、表層のフェザーがクッション内の空気を調整してくれるので、身体にフィットしやすくなっています。
スプリングにS字スプリング、もしくはウェイビングテープ、詰物にウレタンとファイバーを使用したソファには、長時間座っても疲れにくい、しっかりとした安定感があります。
特に高密度ウレタンを使っているものは、まさに高級車の座り心地です。なかには、「モールドウレタン」といい、実際に使うクッションの型に原料を流し込んで、発泡させて作るウレタンを使用したものがあります。これはクッションの外側が膜のように覆われるので、反発力が高く、耐久性に優れています。
革の厚いソファ
革張りソファの場合、革が厚いほどしっかりとした座り心地になります。また、革は使い込むと身体に馴染む感触が高くなり、その人に合った、快適な座り心地が得られます。















